ゴミから生まれた宝物「自分だけのアニマルアート」

2023.10.27

開催日:8/20(日)
場所:ブランチ福岡下原

このイベントは、子どもたちを対象に、いつもなら”ゴミ”として捨てられてしまう切れ端や迷惑なものとして敬遠されるプラスチックゴミを”大事な素材”と認識しアート作品づくりに挑戦してもらう体験型の探究学習です。そこで生まれた作品を家庭に持ちかえり、家族にも披露して紹介することによって、子どもから家族へと学びを共有します。

当日は、小さな子どもたちが参加する第一部と小学生が参加する第二部からなっていて、どちらの回も笑い声が溢れる賑やかな時間となりました。

第一部では、環境問題を子どもたちの視点に立って紹介する絵本「もったいないばあさんかわをゆく」の朗読から始まりました。聞き入っている子どもたちの表情は真剣そのものです。続いて、リサイクル素材で作られたボードが配られ「自分だけのアニマルアート」の始まりです。布の切れ端や糸くず、ガラス製で透明の牛乳瓶、ワインの栓として使われたコルクなどをつなげて、思い思いの動物が生まれて行きます。

第二部では、小学生が対象ということもあり、スライドを使った環境問題に関する解説からスタート。講師の先生からの「この問題の理由を知ってる?」との声掛けに、みんなが挙手して答えている姿がとても印象的でした。「アップサイクルの魔法をかけよう」というキャッチコピーの通り、ゴミが世界に一つしかない宝物に変身。お部屋に飾りたくなる名作がたくさん誕生していました。

実は、今回のワークショップで工作の土台となっているボードも、糸くずからのアップサイクルとして作られたものなんです。
※詳しくは、取材レポート②をご覧ください。